スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

卑怯者

2日間移動し続け、
チェンマイから南に約1500キロ。
たどり着いたのは「クラビー」という楽園。

IMG_2214.jpg

生命力に溢れている。
自分に元気が無いと、押し潰されてしまいそうだ。

到着した日は移動に疲れ果てていて、
安宿を探すのが精一杯で、倒れるように寝てしまった。

一夜明け。
朝から海パンを身にまとい、探検することに。

ボートに乗れば近辺のビーチまで15分ほどで着く。
しかし、それではあまり楽しく無さそうなので、
徒歩で移動することに。

完全に甘く見てたね・・・この土地を。
そりゃガイドブックに「移動はボートで」と書かれる訳だ。

「道」と呼べる物は無く。
歩き易そうな場所と、それ相応の覚悟がいる場所。
どちらでも無い、完全に否な場所。
その3つしか無かった。

3択を重ね、アバウトな方向だけを頼りに歩いた。

2時間ほどだろうか?
スコールが降れば、木陰や岩陰に身を隠し。
野生のサル達に習って、急斜面を登ったりしながら。

・・・理解した。

自分は動物なんだ。森を歩く小さな生き物に過ぎない。
人間という特別な存在では無いのだ。

だから美しい自然を前にすると、
どうしようもなく、嬉しくなったりするんだろう。
まだ生きる場所が残っていると、安心するんだろう。

壊して来たのは自分達なのに、卑怯な生き物だ。


何とか、手足をいっぱい擦り剥いただけで、
近くのビーチに到着することが出来た。

IMG_2237.jpg
IMG_2227.jpg
IMG_2228.jpg

この海を表す色を僕は知らない。
そもそも、色という定義は相応しくないのかも知れない。
時間と天候によって様々に変化する、たくさんの色を持っている。

仰向けにプカプカと浮かびながら、
その滑らかな変化に身をゆだねる。

空は驚くほど高く。
鳥が円を描く。
海からは波の音しか聞こえない。
ドクン ドクンと、まるで地球の鼓動のように。
とても暖かい。

やがて雑念は海に溶け出して、感覚だけが残る。
五感のすべてを使った、不思議な感覚。

視野の限界を超えた360度の世界が、僕の周りに広がっている。
そのことが解る。見えてはいないけど、はっきりと解る。

もしかして、この地球という星は、
自分がどれほど美しい星か知ってもらいたくて、
僕らに五感を授けたのかもしれない。

だとすれば、地球に感謝する。
そして健康な体に生んでくれた、父と母に。


あっ、帰りはしっかりボートを使いました。
まったく卑怯な生き物だ。


IMG_2175.jpg
IMG_2176.jpg


スポンサーサイト

Comment

あらゆる面で感覚がゆさぶられるよ。

凹んでたことが些細なことだっておもえたよ。

広いセカイをあたしも見渡してみなきゃ

それにしてもハタの映す画は芸術だって私はおもうよ。綺麗。

ありがとさん!
サユミも写真いっぱい撮っといてよ!

にしても、にゃんカフェでバイトして正解だったみたいだな。
非常に楽しそうだ!

すごい!ほんと楽園だね。
写真どれもいいじゃんっ!!
タイのイメージが変わったよ。色んな景色あるね。

バンコク落ち着いたみたいだね。
この先も気をつけて。
非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。