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あいたくなったよ。

ハタです。
久々の日本人宿が抜け出せず、まだクスコ・・・。
今回は観光的なことそっちのけで、
「久々に頑張った話」を書きたいと。


先日の話(結構長い)

宛ても無くフラフラしていた帰り道。
以前クスコまで一緒にヒッチハイクをした、
アルゼンチン男性二人組みにばったり遭遇。

今夜みんなで呑むけどトモも来ない?と誘われた。
ペルーで知り合った友達がもう2人参加するらしい。

信用できる優しい奴らだったので、僕も参加することに。
夜9時に待ち合わせることになった。

でもちょっと待てよ、後の2人がペルー人という事は・・・
俺以外みんなスペイン語!?

英語ならまだしも、スペイン語は片言の域にも達しない・・・
いけるのか?俺いけるのか!?

・・・待ち合わせは夜9時。

取りあえず、出鼻だけは絶対に挫きたくない!
あくまで自然な感じで合流したい!


あまり早く行き過ぎても、
「おいおいこのジャパニーズ、大張り切りだよ(笑)」
みたいな感じになる。

かといって遅く行き過ぎて、
「おいおいこのジャパニーズ、時間にルーズだよ(怒)」
みたいな感じになるのは、絶対に避けなくてはいけない。

小まめに時計を確認しつつ、歩調を調節しながら、
5分遅れの9時5分。

集合場所、到着!

我ながら完璧。
これなら例え9時に全員集まっていたとしても、
そんなに長時間待たせた事にはならない。
むしろ、いい具合のルーズさを演出できるはず。

成功の余韻に浸りつつ、辺りを見回すと・・・

・・・・・・

・・・うん・・・まだ誰も来てないね。


で、出鼻挫かれたーーー!!!!


仕方なく、落ち着きも無く、
遅刻野郎どもを待っていると、誘ってくれた2人が来た。

助かった。
先に彼らが来てくれたのが、唯一の救いだ・・・。

話を聞くと、残りの友達2人というのはカップルらしい。
という事は最終的には、男4人に女1人という構図だ。

そんな事を話してるうちに、
その友達とやらが、遠くから手をふりながらやって来た。

あれ?
でもおかしくね?人数多くね?
5人居るよ?男性1人に女性4人??

・・・友達が、


女の子連れてきたーーー!!!!


これじゃ4対4の合コン形式じゃないですか!!
まずいって!!ハードル高すぎだって!!

しかし、急なセニョリータ達の登場に、
僕を除くセニョール達は俄然ヤル気に。

さっきまで英語で話しを振ってくれていた2人も、
そんな優しい余裕は無くなり。
場はガッチガチのスペイン語に。

僕の入る隙間・・・完全に無し!


・・・はぁ。

南米というのは情熱的な国です。
町を歩けば若僧カップル達の接吻を頻繁に目にします。

しかし独り身とはいえ、人よりも何倍も心の広い僕は、
けして口には出さず、心の中でこう呟くんです。

「うざい消えろ」と、
「シャボン玉のように一瞬で消えろ」と。

今回はそんな僕を見かねて、
神様がチャンスをくれたのかも知れませんね。

でも神様・・・それは帰国後にして欲しかった!!

完全にタイミングミスってます。
この状況は完全に試練。
恋うんぬんの前に、完全なるアウェイです。

そんな僕の心中をよそに、各自の短い自己紹介が始まる。
せめて名前だけでも覚えなくてはと思い、
一生懸命に覚えていって、最後の女の子の名前は・・・

「ケニア」

・・・はい・・・終わった。
他の人の名前、全部忘れた。

何でお前だけそんな個性的なんだよ。
お前はあれか。アフリカか。
速いのか?やっぱマラソン速いのか?

しかし、開き直ると不思議なほど清々しい気分です。
もういいんだ、もうどうにでも成れと、成るように成れと。

放心状態で成り行きに身を任せていると、
一行の向かう先は、飲み屋ではなく急遽クラブに。

えぇーーーー!?

いや、でもまてよ・・・
言葉に国境は有っても、音楽に国境は無いと言う。
ということはつまり・・・・・・


クラブに国境は無い!!!


これならいける!いけるぞ俺!

そんな、暗闇に差し込んだ微かな光を胸に。
大音量が響く、薄暗い店内へと入っていく。

しかし、ここで問題が発覚。

クラブと言っても流れていたのは、
日本のような、いわゆるクラブ音楽では無く、
ゴリゴリのサルサ。
しかもダンスは基本的に男女ペアの、
社交ダンス的制度。

音楽に国境は無いけど・・・

クラブに国境は有った!!!

一組また一組と、男女のペアが出来上がっていく。
あ、まずい・・・このままでは乗り遅れる。

どうする事もできずにおろおろしていると、
後ろから肩をたたかれた。

え?
まさか!?
こんな僕を?こんな僕をご指名!?

ゆっくりと振り返ると・・・・


ケ、ケニア!! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

なんて優しい子なんだ・・・。
言葉通じないのを承知で。
しかも名前覚えてるから他の子よりだいぶ助かる。

でも待てよ、ケニアってホントに名前か?
ここに集まったのは、みんな旅行者だぞ?
完全に出身国じゃないって言い切れるのか?

1人の女性を国名で呼ぶのはあまりに失礼。
僕だってジャップとか呼ばれたら、あんまり良い気分しない。

そんな不安を抱えたまま・・・・

僕 「ケ、ケニア?」
彼女「si!」(そう!)

当たったーーーーーー!!

その後、30分程ケニアと踊り、
やっとお酒も運ばれてきたので、皆で乾杯。
助かった。シラフじゃやっていけん。

更にどれくらい経ったのだろうか。

みんなお酒も回ってきて、やっと社交ダンス的制度崩壊!
もう、ここまでくりゃ何とかなる。

しばらく皆で輪になって踊っていたが、
トイレに行こうと輪を抜け出して、戻る途中。
ふと、自分達が座っていた席のほうをのぞくと、
1人の女性が椅子にへたり込んでいる。

「あたし、もうこれ以上走れません」って感じで。

・・・・・っあ!


ケニアがバテてるーーー!!!!


どうしたケニア!まだ早いだろ!
マラソンで言ったらまだ20キロ地点だよ!?
間違えたか?ペース配分間違えたか?

日本語が伝わるなら、
駆け寄ってそう突っ込んだところだけど。
いかんせん英語すら通じないので、
僕はカウンターに行き、水を貰ってケニアに差し出す。

「ありがとう」と言ってくれた彼女に、
「どういたしまして」すら言えない僕。

畜生と思いながら、ニコニコするしかなかった・・・。

その後もパーティーは続き、なんやかんや夜中の2時頃まで、
みんなで踊って呑んで楽しんだ。

最後は健全に店の前で解散して、各々の宿にばらけて帰った。

俺、久々に頑張ったよ。

「日本ジン、ノリ悪イヨネ、ツマラナイヨ。」
とか思われないように。

はしゃぎ過ぎず、控えめすぎず、アウェイにならないように。

常に気を張ってた。
新入社員歓迎会かってくらい気を張ってた。

・・・独りになって宿に向かって歩きながら、
なんだか無性に日本の友達と飲みたくなった。

・・・あいたくなったよ。

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Comment

お酒と言えばケンズでしょー\(^o^)/
あたし、完全にペース配分間違えられる自信あるよっ!!
ハタ帰ってきたらぜーったい!お帰り会開催するからね☆

■美奈子
ケンズ会いたす!美奈子がペース配分苦手なのはみんな承知だよ◎
お帰り会、開催してして◎

この記事、かなり秀逸だったのに、コメント少なかったね。

秀逸過ぎて逆に、手出しできない感じだよね。やたら拍手多いもんな。

完全と不完全は表裏一体だな。

おもしろかったです。PCの前でニタニタしてました。

ツネ

うん、きょうのすべらない話に出たとしても、MVSのほっしゃん。に勝るよこのエピソード。。。


畑いつ帰ってくるのー
そろそろ帰ってきてよー、とか言っちゃいけないんだろうけど敢えて言っちゃう。

Re: タイトルなし

■ツネ
おう、書くの時間かかったからな。
まあ、暇だからいいんだけど!

■サユミ
アリガト◎
帰るのは多分8末から9頭くらいかな!
もうすぐ、もうすぐ。
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